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「あの人たち、もう仲良さそう…」でも大丈夫! 人見知りが初参加のイベントで“既存の輪”に自然に溶け込む5つの作戦

Category:特集

「新しい趣味を始めたい!」「サークルに入って友達を作りたい!」 そう思ってイベントに申し込んだものの、当日が近づくにつれて胃が痛くなってくる…。

会場に着くと、すでに参加者同士が楽しそうに談笑していて、自分だけがポツン。 「あ、これ完全にアウェーだ。帰りたい…」

人見知りの方なら、一度は経験があるのではないでしょうか。 でも、そこで心を閉ざしてしまうのはもったいない! 実は、その「出来上がっている輪」に入るには、ちょっとしたコツがあるのです。

今回は、人見知り歴◯年の筆者が実践している、初参加のイベントで無理せずコミュニティに馴染むための「5つの作戦」をご紹介します。


作戦1: 魔法の言葉「初めてで、すごく緊張してます」を最初に言う

人見知りの人が一番やってしまいがちなミスは、「平気なフリ」をしてしまうことです。 無表情でスマホをいじって「別に寂しくないし」というオーラを出してしまうと、既存メンバーも「話しかけづらいな…」と遠慮してしまいます。

【解決策】 受付や、隣になった人に、最初の挨拶でこう言ってしまいましょう。 「今日初めて参加するんですけど、すごく緊張していて…」

これを言うだけで、相手は「あ、敵じゃないんだ」「フォローしてあげなきゃ」というスイッチが入ります。 自分の弱みをさらけ出す(自己開示する)ことは、相手の警戒心を解く最強の武器です。


作戦2: 無理に「面白い話」はしなくていい。「聞き役」に徹する

「何か喋らなきゃ…!」と焦れば焦るほど、空回りして沈黙が怖くなりますよね。 でも、既存のコミュニティにおいて、新入りに求められているのは「トーク力」ではありません。

【解決策】 「教えてもらうスタンス」を取りましょう。

  • 「皆さん、ここには長く通われているんですか?」
  • 「このサークルの雰囲気って、どんな感じなんですか?」
  • 「(フットサルなどで)今のプレーすごかったですね!どうやるんですか?」

人は誰でも、自分のホームグラウンドについて聞かれるのは嬉しいものです。 「自分は詳しくないので、教えてください」という姿勢でいれば、相手が勝手に喋ってくれます。あなたは「へぇ〜!」「そうなんですね!」と相槌を打つだけでOKです。


作戦3: 「活動」そのものに集中する

飲み会や交流会メインのイベントだと会話が全てですが、スポーツや作業系のサークルなら、逃げ道があります。 それは、目の前の活動に没頭することです。

【解決策】 フットサルならボールを追いかける、ボードゲームならゲームの盤面を見る、手芸なら手元に集中する。 一生懸命に取り組んでいる姿は、それだけで好感度が高いものです。

「ナイスプレー!」「ありがとうございました!」 活動を通した短い言葉のやり取りだけでも、十分にコミュニケーションは成立します。無理に雑談をしなくても、汗を流したり作業を共有したりすることで、自然と距離は縮まります。


作戦4: ターゲットは「主催者」か「一番忙しそうにしている人」

誰に話しかけていいかわからない時は、「主催者(幹事)」の近くに行きましょう。

【解決策】 主催者は「新メンバーに定着してほしい」と誰よりも願っています。 近くにいれば、必ず話を振ってくれたり、他のメンバーに紹介してくれたりします。

もし主催者が忙しそうなら、「何か手伝いましょうか?」と声をかけるのも一手です。 「じゃあ、この椅子を並べてもらえますか?」と頼まれれば、それはもう立派な「役割」を持ったメンバーの一員です。手持ち無沙汰な時間を解消できるうえに、感謝もされます。


作戦5: 「KiteMite」の機能を味方につける

もし参加するイベントが kite-mite.jp で募集されているものなら、サイトの機能を使って事前にハードルを下げておくことができます。

【KiteMite活用術】

  1. 「名前2(ニックネーム)」を使う 本名だと身構えてしまいますが、ニックネームなら「別人格」として少し大胆になれるかもしれません。登録情報変更から、表示名をニックネームに切り替えておきましょう。
  2. 「#初心者歓迎」タグを探す イベント検索でこのタグがついているものは、主催者が「新しい人を受け入れる気満々」である証拠です。心理的安全性が段違いです。

まとめ: 「アウェー」なのは、最初の10分だけ

既存のメンバーも、最初は全員「初参加」でした。 彼らが仲良さそうに見えるのは、単に「あなたより少し早くその場にいただけ」です。

  1. 緊張していると宣言する
  2. 教えてもらう姿勢で聞く
  3. 活動に一生懸命になる

この3つさえ意識すれば、帰る頃には「また来ます!」と笑顔で言えているはずです。 勇気を出して踏み出したその一歩が、新しい居場所との出会いになりますように!